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<インタビュー>BUDDiiS、ついにメジャーデビュー! 等身大の“今”を詰め込んだ『THIS IS BUDDiiS』ができるまで

Дата публикации: 12-02-2026 10:00:00



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Interview & Text:高橋梓
Photo:堀内彩香

 9人組ダンス&ボーカルグループのBUDDiiSが、2月11日に1stアルバム『THIS IS BUDDiiS』でついにメジャーデビューを果たした。満を持してメジャーに送り込む同作は、これまでリリースしてきた楽曲、ライブで人気の未配信曲、今作で解禁される新曲が詰め込まれた、まさに“BUDDiiSの名刺代わり”となっている作品だ。そんな同作について、FUMINORI、KEVIN、MORRIE、SEIYA、YUMA、SHOW、TAKUYAにじっくり語ってもらった。

メジャーデビューは「きっかけの場所」

――メジャーデビュー、おめでとうございます。待ちに待ったメジャーデビュー日が近づいてきましたが(※取材は1月末に実施)、今の心境はいかがでしょうか。

FUMINORI:メジャーデビューすることを聞いた日や、2025年9月にメジャーデビューを発表した日から気持ちは高まっているのですが、意外と実感はなくて。正直に言うと、「当日を迎えてみないと実感が湧かないんじゃないかな」と思っています。

SHOW:うん、実感はまだないですね。

YUMA:実感はないですけど、楽しみです。なにが変わるのかはまだわからないですが、頑張ろうという気持ちでいっぱいです。

KEVIN:リーダー(FUMINORI)からは、激励の言葉をもらいました。「これからが始まりだから、お前らここがゴールだと思うなよ」って。

FUMINORI:ちょっと待って、言ったことない!(笑) これ、嘘です!

――危うくエモい感じで書くところでした(笑)。それにしても、BUDDiiSの皆さんは、これまでいろんなステージに立ってきましたよね。それこそ、2025年9月には横浜アリーナ2DAYSもワンマンで開催していて(【BUDDiiS vol.10 - COSMiiC -】)。そんな皆さんだからこそ、「メジャー」というものをどう捉えているのかな、と。

KEVIN:BUDDiiSが皆さんの目に入るタイミングが増える「きっかけの場所」、という印象です。横にバーッと広がるイメージですね。より視界が広くなるというか。今まで以上に、いろんな方面から僕らを見ていただけるのかなという期待を抱いています。

――間口が増える、というイメージでしょうか。そんなメジャーデビュー作品は『THIS IS BUDDiiS』というセルフタイトルアルバムです。

SEIYA:このタイトルは満場一致で決まりました。スタッフの皆さんから案を出していただいて、いくつか候補があったのですが、「これがぴったりだね」と。そこから、この名前にあった楽曲を選んだり、作ったりしていきました。

KEVIN:「これがBUDDiiSかぁ~」と、思ってもらえたら。

SEIYA:「名刺代わりになる1枚」と言っている通り、タイトルを見てBUDDiiSを知ってくれたり、曲から僕たちのいろんな面を知ってもらえたらいいなと思います。



Photo:堀内彩香

――収録曲に関しても、新曲、既存曲、未配信楽曲がバランスよく入っています。それらに共通する「BUDDiiSらしさ」はどこにあると思いますか。

FUMINORI:たくさんあるけど、等身大なところだと思います。ライブの時だけはカッコつけていますが、それ以外だと心の距離が近くて、「クラスの男子が一生懸命頑張っている」みたいな感覚になるのかなって。そういうところから派生して、一人ひとり個性がバラバラなところやワチャワチャ感がBUDDiiSらしさになっていると思います。だから、バディ(BUDDiiSのファンネーム)も推しやすいと思いますよ。僕らを推すって、ハードルが低いんです。曲も聴きやすいし、キャラクター含め雰囲気的にも推しやすい。いい意味でグループとして完成しきっていない部分が、BUDDiiSらしさに繋がっていると思います。

――個人的には「いろんな“キュン”が詰まっている」というのもBUDDiiSらしさかと思っていて。皆さんの佇まいはもちろん、楽曲のトップラインや構成、ファンとの一体感などからもキュンを感じるというか。

一同:あぁ~。

FUMINORI:「いろんなキュンが詰まっている」というワード、いいですね。

TAKUYA:たしかに、キラーパートは各曲あると思います。

KEVIN:楽曲でいうと、ガチャガチャ感や弾けたサウンドが多いんですよね。そこはBUDDiiSらしさなのかなとも思います。

SEIYA:BUDDiiSの代表的な曲は明るくポップな曲が多くて、聴くと自己肯定感が上がるなと思っています。最近の曲で言うと、「Dear」もそうですよね。いろんなジャンルの曲をやりますが、根底にあるのは明るさ。それを基盤にしているから“キュン”を感じるポップさに繋がっているんだと思います。

MORRIE:曲がBUDDiiSっぽいから、歌にもBUDDiiSらしさが出ていると思っています。僕はソロで活動していたり、他の場所で歌ったりしているわけではないので、無意識にBUDDiiSっぽくなってしまうんですよ。BUDDiiSらしい曲の世界観に合わせて歌うことで、勝手に歌でもBUDDiiSらしさが表現できているのかなと思います。

――なるほど。そして、メジャーデビューをもって新章に突入することになると思いますが、新しいBUDDiiSらしさが見えたりも?

FUMINORI:そうですね。常に変化のあるBUDDiiSでいたいとは思っています。ただ、大事な部分は変わらないというか。先ほど言った親しみやすさや、多幸感みたいな部分はブレない軸として持ち続けたいですね。

KEVIN:あとは、テレビにたくさん出たい! 露出を増やしたいですね。

一同:それはそう!

SEIYA:いろんな場所でパフォーマンスさせていただけたら嬉しいですよね。

YUMA:あとは、トーク番組にBUDDiiSとして出演することがあまりなかったので、そういう番組にもチャレンジしてみたいです。



Photo:堀内彩香

――まだまだ活躍の幅が広がりそうですね。では、アルバムの中身についてもお伺いさせてください。今作の特徴のひとつはユニット曲です。そもそもユニット曲にチャレンジすることになったのはなぜだったのでしょうか。

SEIYA:もともと昨年のアリーナツアー【BUDDiiS vol.10 - COSMiiC -】の前……夏くらいにラップ曲が作りたいと思って、「NEW OSHI」を制作しました。アリーナツアーでは披露しなかったのですが、「めっちゃ素敵だね」と言ってもらえていたので今作に入れようという話になりました。それだったら、他のユニットも作って曲をやろうということになり、ユニットが誕生したんです。

FUMINORI:「NEW OSHI」先行なんですが、実は「カンケイナイ」も同じくらいに誕生していたらしくて。そのあと「べり~ぐんない」が誕生して。今回、スタッフさんの中で「全員を主人公にしよう」というテーマがあったらしいんですね。「NEW OSHI」はもうメンバーが決まっていたのですが、「カンケイナイ」は歌を引っ張ってくれているSHOOTを中心に、声のいいYUMAとTAKUYAのキャラも活かしつつ、かわいいキャッチーなパートをやってほしいという思いもあり、この3人になりました。「べり~ぐんない」は今までにないファンク曲を歌える人、というところでKEVIN、MORRIE、SHOWが選ばれました。しかも“トンチキソング”のイメージがあまりない3人だったので、新しいチャレンジにもなるということですぐに決まったみたいです。

KEVIN:新しい割り振りですよね。ボーカルメンツとSHOWちゃんがやっと一緒に歌えました。僕とMORRIE、SHOOTの3人で歌うことはありましたが、SHOWちゃんが加わることで新しいボーカルの強さを見せられていると思います。

――たしかに。ユニット曲だからこそ意識したことはあるのでしょうか。グループ曲と違うからこそ難しかったこともありそうだな、と。

YUMA:僕はTAKUYAとSHOOTと「カンケイナイ」を歌っているのですが、そもそも僕とTAKUYAは普段あまり歌っていないんですね。それがユニット曲では、いつもの10倍くらい歌っています。

TAKUYA:そうだよね。めちゃくちゃ練習してレコーディングに行きました。

YUMA:緊張もありましたが、成功させたいという気合いで頑張りました。

――曲調的にも、BUDDiiSにありそうでなかった曲ですよね。

YUMA:そうですね。でも、プライベートではこういうジャンルの曲を好んで聴いているので、ユニット曲で歌えることになった時は嬉しかったです。

FUMINORI:僕とSEIYA、FUMIYAはSEIYAが作ってくれた「NEW OSHI」。僕らってラップメンツですし、よく見る組み合わせだと思うんです。でも曲を聴くと各々新しいことに挑戦していて。FUMIYAはいつも強めラップをしていますが、今回は低いラップをしていて。僕も普段はあまりやらない激しめのラップをやったり、歌っぽいところもあったり。楽しく取り組みましたが、苦労もありました。



Photo:堀内彩香

――「NEW OSHI」も同じくBUDDiiSにはなかったタイプですよね。

FUMINORI:そうですね。でもSEIYAが作ってくれたので、歌詞のストーリーや伝えたい思いがすごく素敵。バディのみんなにも気に入ってもらえると思います。

SEIYA:この曲は耳への残りやすさを考えて、ラップ部分から作りました。徐々に曲ができあがるにつれて、「“推し”をテーマにしたら良さそうだな」と。そこから「NEW OSHI」というタイトルが誕生しました。

SHOW:僕、KEVIN、MORRIEは「べり~ぐんない」。いわゆる“トンチキソング”ではあるのですが、だからこそちゃんと歌わないと成立しないというプレッシャーは感じていました。僕から見ると、メインボーカルふたりと歌うことになるので、それ自体が挑戦でしたし、ちゃんと追いつけるように頑張ろうと気合いを入れました。

KEVIN:でも、意外とラップ曲だったりもするんだよね。僕はいちばん難しかったかも。

SHOW:たしかに。脱力感が掴みづらかったですね。

MORRIE:やりすぎてもいけないもんね。

――今回の組み合わせだからこそ、生まれた色もありそうです。

FUMINORI:そうですね。まだパフォーマンスをしていないのでこれからもっと色が濃くなっていくと思うのですが、僕らで言うと、好きなものが似ている3人なんです。だからこそ他のユニットよりも色が強めになるんじゃないかなと思っています。でも、どこもしっくり来るよね。「べり~ぐんない」も想像つくし。歌がうまいおしゃれな3人だし、キャラもいいし。

SHOW:前に、僕らがどんな人物なのかがわかる“布教シート”みたいなものを作ったことがあって。そこでひとり1個ずつキャッチフレーズも作ったのですが、それが歌詞に入っています。歌詞の内容的にも、僕らの個性がわかりやすいと思います。



Photo:堀内彩香

――お三方が歌うと「べり~ぐんない」のような曲もかっこよくなるというか。

KEVIN:無意識にかっこよくなっちゃうんですよね。勝手にかっこよくなっちゃうのは悩みかも……。

FUMINORI:あ~、うざいな~!(笑)

KEVIN:3人合わさると化学反応がすごくて。

FUMINORI:もうそれが真実でいいよ!(笑)

MORRIE:(笑)。デモを聴いた時は一瞬おもしろ曲だなとか、おふざけっぽい歌詞だなと思ったんですけど、「歌える」メンバーの僕らだからこそ、ライブではかっこいいパフォーマンスができると思っています。音源だけだとおもしろ要素が強いかもしれないですが、ライブでギャップを感じていただけたら嬉しいですね。

――それこそ、MORRIEさんがクールに〈片想い かしこまりぃ〉と言っているのが想像つきます。

MORRIE:ありがとうございます。ライブでやるならその日その日で変えてもいいのかなとも思いますよね。音源に忠実に歌う日もあれば、めっちゃフェイクを入れて歌に特化する日もある、みたいな。で、演出では思いっきりふざけてみるとか。衣装によっても印象が変わると思いますし、どうにでも化けられる曲だと思いますね。それに僕らはかっこつけるキャラクターではなく、これはたまたまではありますが、(曲中にメンバー持ち回りでセリフがある)「The One」のセリフパートを担当することも少ないんです。でもこの曲には全員やらなくちゃいけない決めゼリフパートがあって。それもかっこよくやっていることに引っかかりが生まれるのも、僕らならではだと思います。

SHOW:ついつい、ちょけちゃいますもんね。

YUMA:「カンケイナイ」は「周りの目を気にしないでいいよ」という歌で、僕ら3人も人生を謳歌していると思われているのですが、実はそんな感じの性格ではなくて。意外と周りの目を気にする繊細な3人なんです。だからこそ、〈関係ない〉というフレーズや、「自分らしく生きよう」というメッセージのこの曲を歌う意味があるのかなって。歌っている自分たちがこの曲に励まされるからこそ、ファンの方にもよりメッセージが届けられると思います。

TAKUYA:本当にそのとおりだと思いますね。自己肯定感が低くても、失敗しても、やり直せばいいという歌詞なので、落ち込んでしまうことが多い僕たちだからこそ「一緒にやり直そう」と寄り添えると思います。それと、曲調はマイペースなイメージですが、歌詞からいろいろ考えていることがわかるので、まさに僕ら3人のキャラクター性にぴったりだなと思いますね。

一同:たしかに!

TAKUYA:そうなんですよ。レコーディングでは「サビ以外はカッコつける感じで」とか「英語っぽく発音してみて」とかディレクションしていただいて。サビの柔らかい部分に隠れているかっこよさがあるので、何度も聴いて楽しんでほしいです。



Photo:堀内彩香

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